仮想設計5

プランニング施主からの要望が出てきて、スケッチを始める。現場状況を踏まえてみる。この街区の町並みはこれからも順々に替わっていくのだろう。と思った。そのように考えると、今の隣家の形状はあまり気にしなくても良いだろう。多少は気にしつつ、プランニングを進めてみる。最初に、大きな割り振り「ゾーニング」「ボリュームチェック」をする。建蔽率、車、などの見通しをつけてみる。ランダムに思いついた事をメモに落としていく。■敷地面積150㎡、建蔽率60%=90㎡の建築面積になる。 9m×10m、7m×12.5m位のボリュームか。■車は2台(現所有1台)、友達やご両親の車も片隅に。■南接道、アプローチでの庭の採り方。カーポート(既製品)はやだなぁ。■当分は小さい子供がいる家庭状況。砂遊び、プール、お昼寝、勉強。■大きなリビングがほしい。一日奥さんと子供はそこで過ごすことになる。 快適(暑さ、寒さ、見晴らし、安全)1階か2階か?■収納を多く(外収納あるといいかな。多趣味だし)色々なことを考えながら手を動かしていく。この時点では、あまり建築基準法のことは考えていません。もちろん、予算や構造のことも。スケッチを見る。自分が住みたいかなぁ?自問自答してみる。気持ちいいかなぁ。楽しいかなぁ。一生住む家になるんだ。まだまだスケッチを続けます。

studio-moderno スタジオモデルノ

愛知県名古屋市にある一級建築士事務所です。 家を設計する体験をお手伝いします。

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